(ローズハートナウ2021.5月号 No.194掲載)
最近よく聞く“糖化”は、『からだがコゲる』とも表現されます。
活性酸素によって『からだがサビる』“酸化”と並ぶ、老化の大きな原因のひとつです。
からだのコゲつきを放っておくと糖尿病、高血圧、ガンなどさまざまな成人病リスクの原因になります。
からだがコゲる“糖化”とは
糖化とは、糖とたんぱく質が結びつき、たんぱく質が劣化してしまう反応のこと。
例えば、ホットケーキを焼くと表面がこんがりとキツネ色になりますね。
これは、ホットケーキに含まれる「砂糖」が、卵や牛乳などの「たんぱく質」と結びつき、熱を加えることで変性しているのです。
これが「糖化現象」です。
実は人間の体でも同じことが起こっています。
特集 からだがコゲる!?老化の原因“糖化”