(ローズハートナウ2020.9月号 No.186掲載)
「長引く外出自粛で料理のレパートリーも尽きてマンネリになってきた。」「用意する食事の人数も回数も多くなって大変。」そう悩む方が増えているようです。たまにはお惣菜を持ち帰ったり、デリバリーを注文したり、息抜きも大切ですよね。でも、うっかりすると「今日、野菜を全然食べていない…」となることも。丈夫な体をつくるのに野菜やフルーツのチカラは欠かせません。あなたは今日、どれだけ野菜とフルーツを食べましたか?
実は、全ての世代で野菜・フルーツ不足です。
健康のためには、1日あたり野菜を350g、フルーツは200g摂取すること*が推奨されています。しかし、健康志向の大人世代でさえ野菜は50~80g(小鉢約1皿分)足りていません。
さらに、40代までの若い世代のフルーツ不足は深刻です。
積極的に野菜やフルーツを食べているのに、どこか体調が良くない…そんな方は、隠れ栄養不足に陥っているかもしれません。
厚生労働省「平成30年国民健康・栄養調査」より
野菜・果物の摂取目標と年齢別平均摂取量
*厚生労働省、農林水産省が作成した『食事バランスガイド』による。『食事バランスガイド』とは、健康のために何をどれだけ食べればよいかを示したもの。