(ローズハートナウ2020.8月号 No.185掲載)
めざめのチカラ
- 集中力
- 記憶力
- 頭ハッキリ
- こどもの落ち着き
脳に良い栄養
→PS(ホスファチジルセリン)
●PS(ホスファチジルセリン)とは
ホスファチジルセリン(以下、PS)は、脳細胞の成長を促し活性化させる成分。
脳の神経細胞の膜に多く含まれています。
欧米では長年研究が続けられていて、PSを摂り続けた人の臨床試験では、さまざまな効果が認められています。
摂取目安量は、1日あたり100~300mgです。
●PSの効果
- 記憶力・集中力に効果
「脳の情報ネットワークづくりを高める」と考えられ、記憶力・集中力アップ効果や認知症の改善に効果があります。 - ADHD(注意欠陥/多動性障害)に効果
不注意や多動性が有意に改善されたとの報告があります。
●PSを含む食材
鶏卵や大豆、豚肉などに含まれています。しかし、PSを比較的多く含んでいるこれらの食品でも、ごく微量しか摂れません。
例えば、PS120mgを乾燥大豆で摂るなら4.5kg相当の量。とても食べきれませんね!
チェック!いっしょに摂りたいDHA(ドコサヘキサエン酸)
オメガ3とも呼ばれ、マグロの脂身やイワシやサバなどの青魚に多く含まれています。PSと同様に脳の“めざめのチカラ”になる成分。学習能力を良くする、認知症やADHDの改善効果などがあります。
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